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いよいよ迫る!世界大会 チケット未購入の方はTV観戦を

その七十九
いよいよ迫る!世界大会
チケット未購入の方はTV観戦を

 いよいよ第16回世界剣道選手権大会(16WKC)が近づいて参りました。世界各国から選手をはじめとする大会関係者が数多く来日しており、この新宿剣連にもひきも切らず外国剣士の姿が見られます。
 会員の皆様方には、本連盟の旗印「交剣知愛」の精神に則り、おもてなし、いただいているところです。
 大会は、5月29日(金)~31日(日)の3日間、日本武道館で開催されます。日程は、29日(金)開会式・男子個人戦、30日(土)女子個人戦・女子団体戦、31日(日)男子団体戦・閉会式となっています。
 ぜひ大会会場の日本武道館に足を運び直に観戦いただきたい、と言いたいところですが…?
 チケットが3日間とも1階指定席はすでに完売しました。29日・30日については、2階指定席と3階自由席には少し空席があるようですが、31日はすでに指定席・自由席とも完売しました。
 当日券も販売予定とされていますが、その数はごくわずかで、早朝から並んだとしても入場できる保証はないとのことです。
 チケット未購入の方は、31日にNHK「BS1」で15時55分から18時50分までテレビ放映が行われる予定です。またすべての試合はインターネット中継で見ることができると聞いておりますので、ぜひそちらでの観戦をお勧めいたします。
 日本での世界大会の開催は今回で4回目です。1回目は1WKCが1970年(昭和45年)に東京(団体)と大阪(個人)で、2回目は4WKCが1979年(昭和54年)に札幌で、3回目は10WKCが1997年(平成9年)に京都で開催されており、以来18年ぶりでの日本開催となります。

 草創期というべき1WKCは、17カ国・地域の参加という小さな規模でスタートしたわけですが、45年経った今16WKCでは56カ国・地域から参加して行われる大きな大会に成長しました。
 また当初は男女を区別することなく行っておりましたが、2000年(平成12年)の11WKC(アメリカ・サンタクララ)から「女子の部」が正式に設けられ大会規模は急拡大します。
 16WKCは、男子団体52チーム・個人211名、女子団体34チーム・個人154名という陣容で3日間にわたり熱戦がくり広げられます。
 詳しくは、16WKC公式サイト(http://16wkc.jp/)をご覧ください。

 さて、16回、45年の歴史を重ねてきたWKCですが、このたび16WKC日本開催にあたり、わが国の剣道がどのようにしてここまで国際的普及を遂げてきたかを簡単に述べてみます。

 もともと剣道の海外普及は、ブラジル、アメリカ、ハワイ、カナダなどに移住した日本人の手によって行われたのがその始まりであると言われています。
 また、第二次世界大戦前、日本の統治下にあった台湾、韓国では、日本国内と同様に剣道が広まっていきました。
 ところが日本敗戦の1945年(昭和20年)、連合軍は占領政策において軍事力につながるものとして、日本古来の武道、特に剣道の活動に対し苛酷な弾圧を加えました。その後、講和条約が発効し全日本剣道連盟が結成(昭和27年)されるまでの数年間は、剣道の空白期といえましょう。
 戦後の海外普及は、日本の復興とともに始まったといえます。企業の外国進出などにより、海外に出た民間の剣道愛好者が、自らが稽古にいそしむかたわら、現地の人たちへの指導などを通じて普及に貢献し、少しずつ世界に広がっていきました。
 そして日本復興の象徴というべき東京オリンピックが1964年(昭和39年)に開催されましたが、そのとき柔道は正式競技種目となります。そして柔道の会場として日本武道館が設立されました。そのとき剣道は日本武道館において公開演武としてオリンピックに参加いたします。
 そしてこの東京オリンピックをきっかけとして、剣道の世界的組織づくりの機運が次第に高まり、国際交流が盛んに行われるようになりました。
 1970年(昭和45年)に国際剣道連盟(FIK)が創設され、同時に1WKCが日本で開催されたのは前述のとおりです。それ以降WKCは3年に1度開催されております。

 海外での剣道人口を把握することは困難ですが、*FIK加盟国の中では、韓国の剣道人口が50~60万人といわれており、圧倒的な多さです。そのほかに盛んなのが、フランスの7~8千人、アメリカ、台湾の4~5千人というところで、あとの国は千人前後かそれ以下という国が多く、日本以外の剣道人口は、60~70万人というところがおおよその人数と考えられます。最近FIKに加盟した中国では愛好者が急増し、数千人いるとも言われていますが正確な数は把握できていません。今後一大勢力となることが十分に予想されます。
 ちなみに日本の剣道人口ですが、推測する手がかりとされる剣道有段者登録数は、平成23年(2011年)3月末日現在、1,619,859人(内、女子は460,524人)という数字になっています。

 今大会で特筆すべきは、1~15WKCまではアジア・アメリカ・ヨーロッパの**3ゾーン持ち回りで行って来ましたが、16回からはゾーン持ち回りを止め立候補制となりました。その立候補の第一声を上げたのが日本で、このたびの16WKCです。
 ということで今大会は、1WKCと同じく日本武道館で開催されることから、剣道の原点を見つめ直す大会とすべく、「初心にかえる」を掲げています。
 「About WKC/選手権について」(http://16wkc.jp/about-wkc/)参照。
 さて、世界各国の剣士が一堂に会す日本武道館、16WKCがいよいよ間近、観戦の楽しみはいや増すいっぽうです。つづく
平成27年5月22日
*FIK加盟の57カ国・地域
アンドラ・アルゼンチン・アルーバ・オーストラリア・オーストリア・ベルギー・ブラジル・ブルガリア・カナダ・チリ・台湾・クロアチア・チェコ・デンマーク・ドミニカ・エクアドル・フィンランド・フランス・ドイツ・英国・ギリシャ・ハワイ・香港・ハンガリー・インドネシア・アイルランド・イスラエル・イタリア・日本・韓国・ラトビア・リトアニア・ルクセンブルク・マカオ・マレーシア・メキシコ・モンゴル・モンテネグロ・オランダ・ニュージーランド・ノルウェー・中国・ポーランド・ポルトガル・ルーマニア・ロシア・セルビア・シンガポール・スロベニア・南アフリカ・スペイン・スウェーデン・スイス・タイ・トルコ・アメリカ・ベネズエラ

**WKC開催国
1WKC(日本)2WKC(アメリカ)3WKC(イギリス)
4WKC(日本)5WKC(ブラジル)6WKC(フランス)
7WKC(韓国)8WKC(カナダ)9WKC(フランス)
10WKC(日本)11WKC(アメリカ)12WKC(イギリス)
13WKC(台湾)14WKC(ブラジル)15WKC(イタリア)
16WKC(日本)…
 ちなみに17WKCは韓国開催と決まっており2回連続してアジア開催となる。さて18WKCは?
 
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Author:新宿区剣道連盟
「井蛙剣談」への思い

 「井の中の蛙大海を知らず」と自覚しつつ
「井の中は誰よりも知っている蛙」に成り代わり書き進めてまいります
つたなき指導の一環とお受け止めいただければ幸いです
               真砂 威

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